光澤 純一

病院勤務から薬局勤務への転職で不安がありましたが、病院と薬局の両面を知ったことで薬剤師としての幅が広がり、今ではとても良かったと思っております。
これまでに病院で関わってきた業務や他職種から得た知識が今の仕事と融合できていることが強みとなり、患者さんからの相談への助言や指導にとても活かされています。
地元への愛着や貢献を考えて、県北を拠点とするので選びましたが、さまざまな意見を発信しやすい会社だったからこそ満足しています。

患者さんに必要な薬剤師になること、そして地域に必要な薬局となるために行動することを心がけています。
現在、登米市薬剤師会の会長になったことで、地域の介護に携わる人や行政の方々といった、他職種の方との接点が増え、地域貢献への足がかりができてきました。地域医療を盛り上げていくモチベーションを高めることができました。地域貢献の観点から、他職種の方々との接点を持ち、必要とされる薬剤師になれるようにこれからも情報発信していきます。
最近では、学校薬剤師や薬物乱用指導員になり小学校で講義をすること、介護認定審査会の審査員など、地域の方々と直接関わる機会も増え、より一層、地域に根差すための在り方を考えています。

高齢化や過疎化が進む地域では、近い将来に病院を受診できない患者が増えることが予想され、医療・企業・行政が一体となった医療連携が望まれるものと思います。その連携に薬局薬剤師が積極的に介入することは必須で、それから取り残された薬局及び薬剤師は地域医療から不必要な存在になってしまう恐れがあります。地域から選ばれる薬局であるために日々患者ファーストを考えて行動する薬剤師でありたいです。